毎週水曜日ブログ更新担当になりました埼玉営業所のダブルアールです。私がお届けするのは他の曜日とは異色的かもしれませんが、私の入社から最初の半年間までに体験したエピソードを物語にしてみました。これから交通保安員や規制保安員の仕事を初めて挑戦してみようと思う人の参考になればと思います。それでは私の物語を楽しんでくださいね。
『ダンプ、ちょうだい!』
-50歳の新人保安員の期待と不安の180日間物語-
第1回:引退と転職
(全24回予定)
私はこれまで社会人になって、その多くの時間を接客やサービスと呼ばれる業種で働いてきて、多くのお客様に喜んできていただけた自負があります。スーパーの店員、レストラン関係、映画館の運営と開発、学習塾、時には海外でカジノ事業にまつわる職業もやってきました。そんな私が50歳を迎え、残りの社会人人生をどう過ごしていこうかと考えていました。
このままお客様に喜んでいただける業界で残りの人生を全うすることも考えましたが、業種的に私がいる業界は若い世代をターゲットにするものが多く、これからはその層により近い若い世代の方々が活躍されていくのだろうと、サービス業からの引退を考え始めました。また10年後、15年後に定年に近づいてから新たなチャレンジをするには、体力的にも精神的にも負担が大きく、何か新しいチャレンジをするなら50歳でも遅いくらいだと思い、新しい何かを見つけるために就職情報をインターネットで探りました。
就職情報には未知の世界のものが数多くありましたが、私が最も興味を引いたのは、高速道路工事の保安員の募集でした。かつて高速道路を運転していた時にオレンジ色の蛍光色の服装を着ている作業員の方々を何度も見かけたことがあり、その仕事なのかなと勝手な想像をしていました。あのオレンジ色の作業服はちょっと憧れていた自分が居たので、思い切って応募してみたのです。
さて、今日はここまでです。この物語のタイトルである『ダンプ、ちょうだい!』のネーミングの理由は今後物語を追いかけていただけるとお分かりいただける日がやってきますのでどうぞお楽しみに!
次回に続く…