こんにちは!毎週水曜日ブログ更新担当の埼玉営業所のダブルアールです。私がお届けするのは他の曜日とは異色的かもしれませんが、私の入社から最初の半年間までに体験したエピソードを物語です。これから交通保安員や規制保安員の仕事を初めて挑戦してみようと思う人の参考になればと思います。それでは私の物語を楽しんでくださいね。
『ダンプ、ちょうだい!』
-50歳の新人保安員の期待と不安の180日間物語-
第5回:雨の日は、舗装工事は中止?
(全24回予定)
現場研修を終え、いよいよ本格的に現場でのお仕事が始まります。初日は東浦和の高速道路料金所付近の電気系の調査のために規制をしたあと保安するという業務で、ここでワシントン所長とモンロー先輩と私の三人で業務をこなしました。先輩の方々の指示を受けてコーンと呼ばれる資材を道路に等間隔に並べていきます。この業務自体は短時間で終了し、同じ日の夕方からネクスコさんの加須管理事務所まで移動しました。そうそう忘れていましたが、毎回業務に入る前に現場に到着すると集合写真の撮影があります。その日、その場所に任命された保安員の集合写真を撮り、本部に写真と参加者名をメールで連絡します。
ネクスコさんの加須管理事務所に到着したのですが、この日も雲行きが怪しく、しとしと雨が降ってきたため、その日の夕方の業務は中止となりました。その夕方の業務は東北道の舗装工事だったのですが、舗装工事は雨が降ると工事ができないことがわかりました。そのほか、強風の場合や故障車、事故車が発生した場合も中止になる可能性があります。
翌日、ようやく高速道路の舗装工事でデビューすることになりました。場所は東北道下り、浦和料金所手前数キロメートルの第一走行車線です。ここでせっかくなので、高速道路にまつわる用語をご紹介しておきましょう。
高速道路のことを本線と呼びます。本線にはさらに種類があり、車線の両側に路肩があります。場所によっては右側の路肩がない場合があります。左の路肩から順番に第一走行車線、第二走行車線、そして一番右側が追い越し車線と呼びます(3車線の場合)。私のデビューは路肩と第一走行車線の規制と工事中の保安でした。この続きは次回になりますが、できる限り入社時のことを思い出して、初めて知る用語や資材、作業車の名前を紹介していきます。
次回へ続く…