こんにちは!毎週水曜日ブログ更新担当の埼玉営業所のダブルアールです。私がお届けするのは他の曜日とは異色的かもしれませんが、私の入社から最初の半年間までに体験したエピソードを物語です。これから交通保安員や規制保安員の仕事を初めて挑戦してみようと思う人の参考になればと思います。それでは私の物語を楽しんでくださいね。
『ダンプ、ちょうだい!』
-50歳の新人保安員の期待と不安の180日間物語-
第9回:不安に感じるもの 後編
(全24回予定)
先週に引き続き、この業務を行う上での不安に感じていたことをご紹介していきます。
◆トイレ
高速道路の舗装やフェンス工事などの場合は、トイレカーという車両が現場に駐車されています。ですから、トイレはありますのでご安心ください。ただこれまで家庭や外出先で洗練されたトイレを使用されてきた方々にとっては、工事現場のトイレは見て気持ちが一歩下がってしまうこともあると思います。現場に洗練されたトイレがあるということは期待しておかないほうがいいと思います。せめてトイレカーがあることにおいては安心していただけると思います。高速道路の現場に行く前は必ず、コンビニに立ち寄り、買い物やトイレに入る時間が設けられていますので、その日の体調によってお腹を壊している場合は、できればこのタイミングでトイレに行っておいてほうがいいでしょう。街路工事の保安の場合は、休憩中に歩いてたどり着ける範囲にコンビニがあれば、そこを利用されるといいでしょう。その場合、必ず何かコンビニでドリンクだけでもいいので購入してくださいね。
◆体力
ジャパン・プロ・スタッフの求人募集の内容には、重たいものを持つ作業がないという文言が入っていました。これはほぼ間違いありません。瞬間的に重いものを持つことがありますが、たいていその場合は二人で持ち運ぶことが多いです。私がここで不安視している体力とうのは、トラックの荷台への乗り降り、テーパーを作るときの持久力です。手前味噌ではありますが、私は入社する数年前から毎日一日も欠かさずジムに通って運動する習慣を身につけており、まだ仕事ができない自分に先輩から「お前は力だけはあるな」と冗談でも言われたことがあります。よって私は今のところ、ある程度の体づくりができていたため、体力面ではそこまで不安はないですが、この仕事を始めようと思われているのでしたら、まったく体力がないというのは苦労されるかもしれません。適度に運動できる体を作っておいてください。
2週間にわたり不安要素をご紹介してきましたが、ネガティブに受け取らず、何らかの対策ができていれば解消できるものです。怖いものや不安なものから逃げたくなることはあるでしょうが、まずはチャレンジしてみませんか?
不安はこれだけではないですが、また別の機会があればご紹介していきます。来週はまた私が体験した業務についてご紹介していきます。2021年の夏、東京オリンピックが開催されたときのことです。
次回に続く…。