こんにちは!毎週水曜日ブログ更新担当の埼玉営業所のダブルアールです。私がお届けするのは他の曜日とは異色的かもしれませんが、私の入社から最初の半年間までに体験したエピソードを物語です。これから交通保安員や規制保安員の仕事を初めて挑戦してみようと思う人の参考になればと思います。それでは私の物語を楽しんでくださいね。
『ダンプ、ちょうだい!』
-50歳の新人保安員の期待と不安の180日間物語-
第17回:意識改革! その2
(全24回予定)
夜間高速道路舗装工事の規制保安が私の頭を悩ませていましたが、これを解決するために私は意識改革を始めたことを先週の記事でご紹介いたしました。今週はその意識改革の続きです。
この業務は会社から出発する前に、その日の工事内容によって資材を入れ替える必要があります。それまでの私は集合時間の約30分前に集まって、遅刻はしない程度の出勤スタイルでしたが、意識改革後は1時間前、時には準備に時間がかかることが事前にわかっていれば1時間30分前に到着するようにしています。これは誰からもそうしろと言われた覚えはなく、自発的に始めました。資材の準備をする時間、出発までの時間を考えて逆算すると自然とそうなりました。
私が多く配置されるA班においては他の班と違って、資材の種類が多く、準備もまだ一人前でない私にはより多くの時間が必要だったのです。隊長、先輩方が出勤されるまでに少しでも多くの準備を終わらせておこうという意識を持ち始めました。
この意識改革が徐々に自分自身を変えてきたと実感しています。資材の準備をすることで、工事内容への理解が深まり、自分で準備したことで、どこに何を設置するのかという意識も深まりました。こうやって努力し始めると、先輩方が私に接してくれる空気も変わってきました。先輩方はここまで成長を見せてきているのならと、さらに私にその上を目指すためのご指導をしてくださるようになりました。やる気のない人には、何も教えない、やる気ある人には、もっと上を目指してほしいという先輩の言葉は今も忘れられません。
こうやって業務に対しての意識改革をするようになり、夜間高速道路舗装工事の規制保安業務への不安や恐怖がずいぶんと薄らぎました。仕事への取組み意識を変えると新しい仕事が舞い込んでくるのです。
次回はいよいよ、このタイトル『ダンプ、ちょうだい!』の理由が明かされます。
次回に続く…