こんにちは!毎週水曜日ブログ更新担当の埼玉営業所のダブルアールです。私がお届けするのは他の曜日とは異色的かもしれませんが、私の入社から最初の半年間までに体験したエピソードを物語です。これから交通保安員や規制保安員の仕事を初めて挑戦してみようと思う人の参考になればと思います。それでは私の物語を楽しんでくださいね。
『ダンプ、ちょうだい!』
-50歳の新人保安員の期待と不安の180日間物語-
第19回:もう、そんなことを聞いているレベルじゃないだろう!
(全24回予定)
意識改革を経て、新しい仕事を任されるようになった私はワシントン所長に「今後、夜間舗装業務の場合は、A班にしてください」と直訴しました。高速道路舗装業務はジャパン・プロ・スタッフの花形業務だと私は感じています。ここで仕事ができるようになれば、ほかでも通用するのではないかと思うほどです。A班には厳しいビューレン隊長とこの仕事を15年以上ご経験されている大ベテランのジャクソン先輩がいらっしゃり、上を目指すためにはこのお二人と一緒に仕事をすれば、規制保安員として成長できると感じたからです。
ある業務の日、私はいつものA班の業務中にビューレン隊長に確認のためにとある質問をしました。するとビューレン隊長は顔色を変えられて私に「もう、そんなことを聞いているレベルじゃないだろう!お前はもっともっと上を目指して行かないといけないんだ」と怒られました。怒られたよりもこれは叱咤激励だとその時すぐにわかりました。
ジャクソン先輩からも業務中にはじめて褒められたことがあり、それが自信につながりましたが、その後ジャクソン先輩からは、それまでにはなかったような一歩先を見据えたご指導をいただけるようになりました。
この頃、高速道路舗装工事以外の業務でもハリソン先輩からも「キミにはさらに一歩上のレベルに行ってもらいたいから、(指導)するんだよ」と言われ、また別の場所では埼玉営業の若きリーダー、タイラー先輩には私の仕事ぶりを見ていただき、「今日のような動きをしていたらいいよ、これからもがんばって」とありがたいお言葉をいただきました。徐々に自分の仕事が評価されるように変わりつつありました。タイラー先輩はその後も同じ現場になると、一歩上を目指したご指導を毎回のようにしていただき、それを私は次の機会で実行するように意識しています。
次回に続く…