こんにちは!毎週水曜日ブログ更新担当の埼玉営業所のダブルアールです。私がお届けするのは他の曜日とは異色的かもしれませんが、私の入社から最初の半年間までに体験したエピソードを物語です。これから交通保安員や規制保安員の仕事を初めて挑戦してみようと思う人の参考になればと思います。それでは私の物語を楽しんでくださいね。
『ダンプ、ちょうだい!』
-50歳の新人保安員の期待と不安の180日間物語-
第20回: 様々な業務
(全24回予定)
今週は私がこれまで携わってきた業務のいくつかをご紹介していきます。
◆関越道フェンス工事
高速道路の騒音が聞こえてくるという住人の声に対応するため、住宅街付近の高速道路にフェンスを取り付ける作業です。この作業は土木建設会社がメインとなり、既成の木を伐採し、土をならして、そこに穴を掘り、支柱を立てる工事を経て、コンクリート壁を取り付けます。途中、土管を立て、モルタルをつけるなど細かな作業があります。この工事を実施するために規制保安を行いました。2か月ほどこの業務から離れて久しぶりにシフトインしてみるとあっという間にフェンスが取り付けられていました。
◆ウォータージェット工事
高速道路の橋梁工事の一環で、ハンマーでたたいて音が違う場所にマーキングを行い、その部分をウォータージェット(高圧洗浄のようなもの)でコンクリートを部分破壊し、そこを補修するというものです。このとき、はじめて水素車という工事車両に巡りあいました。この工事では一般道の一部を閉鎖する必要があったため、片側交互通行を行いました。
◆舎人ライナー橋脚塗装工事
こちらは以前、地震の思い出でご紹介したものと同じです。モノレールの橋脚を強化するために塗装するもので、職人さんたちが作業する足場を取り付ける業務の規制保安を行いました。
◆パトロール業務
お盆期間中、年末年始は工事がお休みになります。その期間、現場に設置された事務所は無人となるため、一日二回の保安パトロールを行う業務があります。施錠はされているか、事務所内に侵入された形跡がないか、また取り付けられた養生などが外れていないか、などを確認しました。
次回に続く…