こんにちは!毎週水曜日ブログ更新担当の埼玉営業所のダブルアールです。私がお届けするのは他の曜日とは異色的かもしれませんが、私の入社から最初の半年間までに体験したエピソードを物語です。これから交通保安員や規制保安員の仕事を初めて挑戦してみようと思う人の参考になればと思います。それでは私の物語を楽しんでくださいね。
『ダンプ、ちょうだい!』
-50歳の新人保安員の期待と不安の180日間物語-
第23回: 意識改革!その3
(全24回予定)
その後、私は「ダンプ、ちょうだい!」といえる現場担当を何度か経験しています。時に先輩がいる時でも現場を任されるケースが出てきました。A班の業務に詳しくない先輩がその日のメンバーに入っている場合は、私が現場担当するという意識が芽生えてきました。
私の成長を願ってくださる若きタイラー先輩は、「隊長やジャクソン先輩に頼るのではなく、自分がやらなきゃいけないっていう意識で臨むといいよ」とアドバイスをいただきました。その言葉を胸に秘め、業務に取り組むようになりました。
入社後半年であれば、まだまだそこで初めて知るということに多く遭遇します。初めてのことに対して対処できないのは仕方ないですが、そこで教えられたものは必ず次で実行するという意識が大切です。人任せにしないで、自分でやるのだという気持ちを持っています。その影響か、ジャクソン先輩もタイラー先輩も一歩先を見据えたご指導をしてくださいます。ジャクソン先輩からは「まだまだ甘いね!」と次を目指すためにその都度ご指導いただいています。
とある夜、業務を終えて事務所に戻ってくると普段は怒らないジャクソン先輩が、後輩隊員二名に対し、説教をされていました。質問してくる内容に成長を感じられない、業務への意識、取り組み方が甘いという内容で、私も自分に言われていることと受け止めて一緒に聞いていました。こういうことも意識しているのかと確認され、自分もすべてにおいてできていないと自己評価できるいい機会になりました。
そのとき、私が早く出勤して資材準備していることなどがジャクソン先輩から評価されていることがわかりました。後輩隊員二名に私のそういう動きが会社で評価されていると伝えてくれたのです。まだまだ後輩隊員の手本とは程遠いですが、そのような存在になっていかないといけないと感じました。