県央営業所のh.boxです。弊社は海老名市に営業所を置き、保安業務、交通整理、街路規制、高速道路規制等を行う警備員(ガードマン)といった業務を承っております。
スマホを見ながらの運転、ついやってしまっていませんか？
ちょっとLINEの通知が来たから確認…、地図を開きたいだけ…、その「ちょっと」が命取りになるかもしれません。
実際に「ながら運転」が原因で重大事故に繋がるケースも多く、社会的な問題になっています。
◯法改正で罰則が大幅に強化！
そんな背景もあり、2019年12月に道路交通法が改正され、「ながら運転」に対する罰則が一気に厳しくなりました。
具体的には、スマホを手に持って操作した場合、違反点数は3点、反則金は普通車で18,000円。これは以前の約3倍です。
そして、スマホをいじっていて事故を起こした場合は「非反則行為」となり、刑事罰の対象に。
最悪の場合、一発で免許停止なんてこともあり得ます。
つまり、「ちょっと見ただけ」では済まされない時代になったんです。
◯スマホ以外もアウトな「ながら運転」
「ながら運転」はスマホだけの話ではありません。たとえばこんなケースも対象になります：
・カーナビやテレビを注視する
・音楽プレーヤーを操作する
・飲食しながらの運転
・運転中に化粧をする
つまり、運転以外のことに気を取られていれば、すべて“ながら運転”のリスクがあるということ。
自分では「平気」と思っていても、注意力は確実に落ちています。
◯ドライバーができる対策とは？
じゃあ、どうすればいいのか。答えはシンプルです。
・スマホは運転前にドライブモードに設定
・通知はオフにするか、見ないと決める
・操作が必要なときは、必ず停車してから
・ハンズフリー通話もほどほどに（注意力が落ちます）
最近のカーナビやスマホには、安全運転をサポートする機能もあるので、それをうまく活用するのもアリです。
◯命を守るのは、ほんの少しの意識
運転中に一瞬よそ見しただけで、人生が大きく変わるかもしれません。
それは自分だけじゃなく、周りの人の人生まで巻き込む可能性があります。
「自分は大丈夫」と思わずに、ほんの少しだけ意識を変えること。それが安全運転の第一歩です。
ながら運転をやめる。それだけで、事故のリスクはぐっと減らせます。
