県央営業所のh.boxです。弊社は海老名市に営業所を置き、保安業務、交通整理、街路規制、高速道路規制等を行う警備員(ガードマン)といった業務を承っております。
日常的に通る交差点。信号に従って通過しているつもりでも、実はルール違反してるかも？
事故の多くが交差点で起きていると言われている今だからこそ、知っておきたい「交差点ルール」の基本をまとめてみました！
◯一時停止は“完全停止”がルール！
交差点でよく見かける「止まれ」の標識。
ここでの一時停止、実は“タイヤが完全に止まる”のが法律上のルールなんです。
ちょっと減速してそのまま進む「徐行」ではNG。
しかも、一時停止すべき場所は「停止線の手前」。停止線を越えて止まるのもアウトです。
そして、停止したあとも「左右の安全確認」をしてから進むこと。
これを怠ると、安全確認義務違反にもなり、点数も加算されてしまいます。
◯優先道路の意味、ちゃんと知ってる？
交差点に入るとき、どっちが先に進んでいいのか迷ったことありませんか？そんなときのキーワードが「優先道路」。
道路に「センターライン」や「優先道路標識」があるほうが優先です。
逆に、それらがない道から入るときは、たとえ自分のほうが“広い道”に見えても譲らないといけないケースがあります。
また、信号のない交差点では「左方優先」の原則も重要。
自分の左側から来る車が優先ってことですね。意外と知られていないので、事故を防ぐためにも覚えておきたいポイントです。
◯右折時の優先関係に要注意！
信号付き交差点での右折、これもルールをちゃんと知っておかないと危ないです。
基本ルールは「直進・左折優先」。右折する車は、対向車線の直進車や左折車が通り過ぎてから右折しないといけません。
たまに「青信号だからそのまま右折してもOK」と思ってる人がいますが、それは間違い。
ちなみに、右折レーンがある交差点で“矢印信号”が出たときは、矢印の方向にだけ進めるという合図なので、そのときは対向車より先に進んでOKです。
◯横断歩道の歩行者優先、忘れてない？
交差点には横断歩道もセットになっていることが多いですが、ここでのルールも大事。
歩行者が渡ろうとしているとき、車は「必ず一時停止して歩行者を優先」しなければなりません。
これ、守っていないと罰金9,000円＋違反点数2点という厳しいペナルティがあります。
「どうせ渡らないでしょ」と勝手に判断せず、歩行者の動きには常に目を配るのが正解です。
◯自転車もルールを守る対象です
最後に見落とされがちなのが「自転車も車両扱い」だということ。
つまり、交差点での一時停止や右左折時のルールは、車と同じように適用されます。
特に危険なのが、信号無視や逆走、自転車の“斜め横断”。どれも交通違反なので、自転車を運転する人もルールをしっかり理解する必要があります。
◯まとめ：交差点は“なんとなく”じゃなく“確信”で渡る！
交差点って、ただ信号に従えばいいって思いがちですが、実際にはいろんなルールが複雑に絡み合っています。
知らずに違反してしまうこともあるし、それが事故や罰則に繋がることも。
でも逆に言えば、ちょっとルールを意識するだけで事故はかなり防げるってこと。
交差点に入るときは、「なんとなく」じゃなく、「確信をもって安全確認する」ことが一番大事！
“ちゃんとルールを知ってるドライバー”になりましょう！
