県央営業所のh.boxです。弊社は海老名市に営業所を置き、保安業務、交通整理、街路規制、高速道路規制等を行う警備員(ガードマン)といった業務を承っております。
車を運転していて「ウィンカーを出すタイミングってこれで合ってるのかな？」って思ったことありませんか？
周りの車を見ても、出すのが早い人・遅い人、さまざま。
実は、ウィンカーには法律で決められたルールがあるんです。
この記事では、意外と知られていない正しいウィンカーの使い方をわかりやすく紹介します！
【1】ウィンカーの基本ルールって？
まず、道路交通法で決められているウィンカーの基本ルールをおさらい。
右左折や転回のとき：曲がる地点の30m手前でウィンカーを出す
車線変更や進路変更のとき：3秒前にはウィンカーを出す
要するに、「動き始める前に、ちゃんと合図を出してね」ということ。あくまで“曲がる瞬間”に出すのではなく、“曲がる準備に入る前に”が正解です。
【2】こんなウィンカーの出し方、やりがちだけどNG！
ここからは、実際によく見かける間違ったウィンカーの例をチェック。
◉ 出すのが遅すぎる！
信号で止まってから、発進直前にウィンカーを出す人、いませんか？これは後続車に「えっ、今から曲がるの!?」と驚かせる原因になります。
◉ 出しながら車線変更
ウィンカーを出すと同時にハンドルを切るのもNG。合図はあくまで「これからそっちに行きますよ」という予告なので、動き始めてからでは遅いんです。
◉ 出しっぱなし問題
一度ウィンカーを出したあと、曲がり終わったのにそのまま点けっぱなし…。後続車からすると「この車、どこ行くの？」と困惑します。
【3】なぜタイミングが大事なの？
ウィンカーは、自分の意志を周囲に伝える大切な“会話”の道具です。タイミングがズレると、後ろの車が急ブレーキを踏むことになったり、バイクや自転車が巻き込まれたり…。思わぬトラブルにつながることも。
特に高速道路や幹線道路では、車間距離やスピードがある分、「早め・はっきり」な意思表示が本当に重要なんです。
【4】ウィンカーを出すときのちょっとしたコツ
正しいタイミングでウィンカーを出すためには、ちょっとした意識がカギになります。
早めに「行きたい方向」を意識する
→ 進路変更の前にミラー確認＋意思決定してから合図を出す
周囲の流れを読む
→ 自分の動きが他の車にどう見えるか、ちょっと想像してみる
信号待ち中でも意識を切らさない
→ 青信号になってから急にウィンカー…では遅い！
【5】まとめ：ウィンカーは“動く前”が鉄則！
運転中の合図って、なんとなく自己流になりがち。でも、ウィンカーのタイミングひとつで、周囲のドライバーの安心感がぐっと変わります。
ポイントは、
・曲がる・変更する前に出す
・早すぎず遅すぎず、ちょうどいいタイミングを
・しっかり意思表示して、スムーズな流れを作る
たったこれだけのことだけど、事故や誤解を防ぐにはとっても大切なルールです。今日からぜひ、「ウィンカーは運転のマナー言語」として意識してみてくださいね！
